革靴が白くなる銀浮・塩吹きを解消する方法|水で丸洗い!?
ビジネスマンのみなさま、革靴が白くなって困ったことはありませんか?
それ実は、「スピュー(塩吹き)」といった現象で、革靴を頻繁に履くビジネスマンの多くが悩まされる現象なんです。
この白くなったのを放っておくと、外見も悪く商談に響いてしまうかもしれませんし、衛生的にも問題が生じてきます。
本記事では、この白くなる現象を予防する方法、そして白くなってしまった靴を復活させる方法をお伝えします。
この記事を読むことで、気持ちよく朝出勤できるようになるでしょう!
なぜ白くなるのか?
革靴が白くなってしまう原因はいくつかありますが、そのほとんどはクリーナーで解決するでしょう。
例えば、靴の表面に塵や汚れが付着した場合やクリームの塗りすぎなんかは、クリーナーで拭き取ることで解決します。
それでも綺麗にならない場合は、先ほどお話しした「スピュー(塩吹き)」である可能性が高いでしょう。
これがかなりの厄介者で、ただクリーナーで拭き取るだけでは綺麗にならないんです…
なぜ白くなるかというと、革靴を履いていると知らないうちにかなりの汗をかいています。
それが革の中まで浸透し、雨などの水分で革が濡れた際に、汗に含まれる塩分が革靴の表面まで溶け出て乾燥すると、白くなってしまうというメカニズムです。
塩吹きを予防するには
先ほどご説明したように、塩分が溶け出すことが革靴が白くなってしまう原因となります。
ですので、以下の2つが予防策として効果的となります。
①塩分を定期的に抜く
残念ながら、新品の革靴であっても塩分は含まれています。
ですので、定期的な塩抜きを行うことで、革靴が白くなることを防ぐことができます。
塩を抜くのは以下の手順で簡単にできます。
1.馬下ブラシで革靴全体の汚れを簡単にとる。
2.クリーナーを使って、表面の古いワックスやクリームを除去する。
3.キッチンペーパーを濡らして、革靴に全体的に被せる。
4.しっかりと乾燥させる。
5.クリームで革に栄養を与える。(塗りすぎないように注意する。)
②革に水分が染み込まないようにする
革に水分が染み込むことによって、表面に塩分が流れるということは、水分を含ませないようにすることで革靴が白くなることを防ぐことができます。
雨の日に履かないというのが一番理想的な方法ではありますが、仕事をしているとそんなことは言っていられないので有効な防水スプレーを利用して雨から革靴を守りましょう。
白くなってしまった時の対処法
もうすでに白くなってしまった革靴は、専用の洗剤で丸洗いするのが一番有効な方法になります。
普通のスニーカー用の洗剤ではなく、必ず革靴の丸洗い専用の洗剤を使うようにしてください!
丸洗いの手順は、以下の通りです。
①馬毛ブラシを使って埃を落とし、クリーナーで古いクリームなどを落とす。(省略可能)
②ぬるま湯を優しくかけて、革全体を湿らす。
③革靴専用の洗剤(サドルソープ)を使って、優しく表面を洗う。
④ぬるま湯で洗い流す。
⑤シューズキーパーを必ず入れて、乾燥させる。
ここでポイントになるのが、冷水で洗わないということです。
なんとなくイメージできると思いますが、汚れはお湯の方が取れますよね。その感覚でぬるま湯を使用しましょう。
綺麗になった後は、栄養をしっかりと補給して、ワックスを塗ってピカピカの革靴に復活です!